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ミニバンを福祉車両に改造したい!というニーズは結構あり、ネットで調べて見る人も多いと思います。

しかし、ネットで調べても改造費用は具体的には出てこない。

または、改造車の中古車販売のサイトや、新車などの販売サイトが出てきてしまう。

何よりも、見積もりを聞いても改造費用が高い!

そう感じて、結局調べてもほしい情報がないという結果になってしまいませんか?

この記事では、なかなか調べても見つからない、ミニバンの福祉車両改造の費用と、もっとも簡単かつコスパのいい改造の仕方をご紹介いたします。

ミニバンの福祉車両費用の平均価格は?

家族も増え、ライフシーンが変わってくる中で、7人乗りで、荷物も乗せられるミニバンは人気があります。

福祉車両でも、普通車やコンパクトカーよりも、座席数の多いミニバンにしたいという人は多いです。

特に事業所などは多くの利用者様を運ぶ足にもなるため、ミニバンやハイエースなどを必要としています。

その平均価格は、新車であれば300万以上となり、コスト的にも大きな負担となります。

中古でも、ピンキリはありますが、150万から300万程度という価格帯が多いです。

詳しくは、各メーカーのサイトに詳細が載っています。


トヨタ(ウェルキャブ)
http://toyota.jp/welcab/index.html
日産(LVシリーズ)
http://lv.nissan.co.jp/
ホンダ(アルマス)
http://www.honda.co.jp/welfare/
三菱(ハーティーラン)
http://www.mitsubishi-motors.co.jp/japan/heartyrun/index.html
マツダ(iシリーズ)
http://www.welfare.mazda.co.jp/
スズキ(ウィズシリーズ)
http://www.suzuki.co.jp/car/with/
ダイハツ(フレンドシップシリーズ)
http://www.daihatsu.co.jp/lineup/tokusha/index_friendship.htm
スバル(トランスケア)
https://www.subaru.jp/transcare/
(株)ニッシン自動車工業
http://www.nissin-apd.co.jp/Main.html
和光工業
http://www.wako-industry.co.jp/

ミニバンの福祉車両改造費用は?

福祉車両と言っても、種類は様々あります。

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その種類によって改造費用は異なります。

手動回転シートの価格


手動回転シートは、2WD、4WDで価格が変わります。

2WDでだいたい50万〜

4WDでだいたい55万〜

回転昇降シート

回転昇降シートは運転席や、助手席、セカンドシートなどに取り付けします。

価格は、だいたい130万〜

車椅子リフト

車椅子リフトは、100万近い価格から、取り付け費用を入れると、130万から150万くらいになります。

車椅子スロープ

車椅子スロープは、だいたい50万くらいの価格帯になります。

先を考えて長く活用できる改造を検討しましょう!

改造は、そのまま乗っていた車を福祉車両にできるというメリットがあります。

しかし、その分座席を失ってしまうことにもなるので、通常の生活と兼用する場合は、少し不便を感じることもあります。

また、事業所では、福祉車両の増車コストは経営にも関わってきます。

できるだけコストを抑えて導入したい会社は多いです。

なので、座席数も確保した上で、車椅子などにも対応できる方が便利です。

そう考えると、車椅子スロープは、取り外しも可能で、今乗っている車や、安く購入できる中古車へ取り付けができ、取り外したら、普通車として再利用可能です。

また、重たい機材や荷物などもスロープで積載可能になります。

そう考えると、改造費用も安く、様々なシーンで活用可能なスロープが福祉車両導入には適しているのではないかと思います。

需要が高まる福祉車両は慎重に選びましょう!

これかますます高齢化社会となり、福祉車両のニーズはさらに高まっていくことでしょう。

認知症への対策も大きな課題となっています。

介護が必要な人たちへも平等な生活を送るためにも福祉車両の貢献度は大きいでしょう。

様々な助成制度はありますが、福祉車両を必要な会社、個人の皆さんでも、導入しやすく、メリットのある改造、車両を選んでほしいと、介護ON編集部は思っています。

そのためには、しっかり情報を見極める「知識」も必要ですね。

福祉車両の改造でお困りの方は、介護ONまでお気軽にご相談ください。