福祉車両が必要になった時に、法人、個人問わず、様々な選択肢があります。
その中で、現在施設で使っている車両を改造する。
家庭で使っていた車を改造する。
という手段があります。
普段から乗り慣れている車を福祉車両仕様に改造するということができます。
いざ改造を考えた時に、実際に費用はいくらくらいなのだろう?
手続きはどうすればいいのだろう?
改造業者は近くにあるのだろうか?
だどわからないことだらけではないでしょうか?
この記事では、福祉車両に改造を検討する介護施設さんや、介護タクシー開業を検討の方や介護が必要になって福祉車両が必要になった人の為に、福祉車両に改造することのメリットやデメリットを書いていきたいと思います。
福祉車両への改造の費用はどれくらい?
福祉車両の改造にはいったいいくらかかるのでしょうか?
車両の改造の見積もりを頼んだら、車両を購入するのと変わらない金額になる場合もあります。
その理由は、通常の車両を改造するのと異なり、車種の剛性を高める構造が違う場合もあり、
費用が割高になってしまう場合もあります。
また、改造で検索する場合、高級な物を扱う改造専門のところばかり出てきてしまい、改造費用は別で、150万以上してしまう場合が多い様です。
これでは新車で購入する場合とさほど変わりません。
安心、安全を買うのですから仕方がないかもしれませんが、もう少し費用は抑えたい様な気もします。
改造後の手続きは何をするの?
福祉車両に改造する場合は、陸運局にお願いするのですが、基本は改造業者が代行してくれます。
なので、基本的には、改造を依頼した後は改造する車屋さんが主に動いてくれることになります。
自分でもできると思いますが、自動車の構造変更の手続きなど自分でやるには面倒なことが多く、専門家にお願いした方がいいでしょう。
改造後の納期はどれくらい?
自分の車を福祉車両に改造する場合は、大体2週間から3週間と言われている業者が多いです。
1ヶ月は見ておいたほうがいいでしょう。
その間は台車などを用意してくれると思いますが、福祉車両ではないと思うので、福祉車両の台車はあるのか?や、納期がどれくらい早いのか?などをしっかり聞くといいでしょう。
助成金の活用はできるの?
助成金は各市町村によってまちまちですが、こちらで紹介されいます。
「【東京都】身体障害者用自動車改造補助制度まとめ【2017年版】
(自分で作成する)
中には、助成金の代行までやってくれるところもあります。
「介護ONサイト」リンク
この様なサービスもセットになっているところがあれば改造を依頼しやすくなりますね。
各地方の改造女性補助制度はこちら
リンク(各市町村を作成)
【税金の減免制度】
課税
(新車購入時、同時に指定補助装置を装着した場合は非課税となる)
自操式専用車
非課税
(障害者手帳所持者以外の方も利用可能)
助手席回転シート仕様車
課税
(助手席回転シートのみ)
助手席回転シート仕様車
非課税
(助手席回転シート+車いす収納装置)
助手席リフトアップシート車
非課税
(障害者手帳所持者以外の方も利用可能)
サイドリフトアップシート車
非課税
(障害者手帳所持者以外の方も利用可能)
車いす仕様車
非課税
後席回転シート仕様
回転シート仕様
課税
この様になっています。
減税措置は、各市町村でも異なる場合があるので、該当する市町村へ問い合わせてみると良いでしょう。
まとめ
いかがでしょうか?
改造を検討する場合でも、かなり疑問点は出てくると思います。
その疑問点を先に知っておくのと、全く知らずに業者を選んでしまうのとでは大きな違いがあります。
高額かつ、安心、安全を買うのですですから、なるべく、良い条件で改造できる手段を選びましょう。
staff@kaigo-on
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